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転職エージェント(人材紹介会社)って皆平等に扱ってくれるの???(その2)

転職エージェントを本気にさせ、面談までたどり着くために


転職エージェントへ申し込みをしたのに、「面談(サポート)お見送り」の通知が送られてきました。

サポートしてくれると考えていたのに、ショックは大きいですよね。

しかし・・・

どうしてそんな判断になったの?

私の何が問題なの?

「お気軽にご相談ください」って書いてあったのに・・・どうしてなの???

そう考えても不思議ではありません。

ですが、このようなことは普通に起こっています。

転職エージェントへ応募して、サポート可能な候補者は全応募数に対して25%程度

転職エージェントへ転職希望者から応募がきて、実際にお会いしたいという判断をするのは全体の25%程です。

すなわち10人の方から応募があって、実際にお会いする方は2人から3人程度です。

もちろん、各社で考え方は違うのでしょうが、様々なコンサルタントさんと話をしてもほぼこの数字に近いものですのです。

ですので、サポート可能者比率が25%という数字は遠からずなはずです。


「会いたい人」と「お見送りの人」の判断基準ですが、おおよそ以下の項目を確認して評価をしています。


⑴レジュメの内容

⑵年齢・転職回数

学歴・社格

⑷志望動機や転職理由

⑸年収


他にも細かなことはありますが、ほぼこの辺りが評価の中心となります。

また、転職エージェントだけでなく、企業へダイレクトに応募された場合にも同じような内容をチェックされていると考えていただいて結構です。


それでは、各項目について解説して参ります。


⑴レジュメの内容

簡単に言えば、各項目がしっかりと埋められているかが重要です。

ここで、転職への本気度合いを見ます。

登録しただけで、レジュメの内容が薄い方には、まず関心を示しません。

ある意味、自分をアピールしない方にやる気を感じられないからです。

よほど自社へ応募がこない場合は、年齢などで「会ってみる人」になる場合はありますが・・・

たくさんのエージェントへ応募したが、「お見送り」が相次いだ場合は、

レジュメの内容を充実させることに注力して見てください。

※経歴秘密とか冗談のようなものもありますが、相当にヤバイレジュメです。


⑵年齢・転職回数

年齢で決めつけることはよくないことですが、年齢で判断されることは否めないです。

また、転職回数も厳しくチェックされるポイントです。

おおよそ以下のように考えてください。


①新卒から25歳程度:第二新卒枠で考えると、経験が少なくてもかなり興味を持たれる可能性が高い

 ・1社経験かつ在職3年ならAランク。

 ・2社経験までならBランク

 ・新卒から1年以内の退職済みは相当厳しい評価


②25歳以上~28歳程度:即戦力として、一番関心を持たれる層

 ・2社経験以内、直近の企業で3年以上の経験がある場合A評価

 ・3社経験以上から評価が厳しくなる

 ・直近の企業で1年以内の退職は厳しい評価となる


③28歳以上~35歳:即戦力として②と同等の評価

 ただし、職場の若手リーダー的なポジションか否かで評価は変わる

 ・2社から3社経験で直近の企業で3年以上の経験がある場合はA評価

 ・4社以上経験から評価が厳しくなる

 ・直近の企業で1年以内の退職は厳しい評価となる

さらに、キャリアチェンジが相当難しい年齢となる


④35歳以上:これまでの実績を深掘りされる年齢となります。

管理職や管理職候補として期待されますので、どのような実績をあげてきたかが評価のポイントでもあります・

 ・3社経験以内で直近の企業で3年以上の経験がある。かつ実績としてアピールできるものがあればA評価

現職で管理職や管理職候補として従事していることも評価ポイント

 ・4社以上経験から評価が厳しくなる

  直近の会社で経験年数が長い場合は4社以上でも興味を持たれることがあります。

  その目安は3年以上で高いパフォーマンスがある場合など


学歴・社格

☆学齢

今時学歴なんて気にするの?

そう思われるかもしれませんが、まだまだ学歴で判断されることは紛れもない事実です。

企業が学歴(学校)を指名してきますので、転職エージェントも当然ブランドを気にします。

かなり大雑把な分類になりますが、以下のグループ群で判断しています。


(評価が高い順)

①旧帝大学: 東京大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学、東北大学、九州大学、北海道大学

②上位校(私立):早慶上智

③MARCH、関関同立:明治大学、青山学院大学、立教大学、中央大学、法政大学、

          関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学

④日東駒専:日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学

短大・専門卒 高卒、でも可能性はありますが、紹介できる案件が少なくなるので、

学歴とその他の項目と複合で評価となります。


☆社格

学歴と同様に、社格も評価の判断ポイントとなります。

もちろん、大手出身者ばかりが有利になるわけでなないので注意が必要です。

ベンチャー企業でマルチに業務を行い、結果を出していれば、

大手企業でキャリアを積んできた方と同様な評価をされることも多いです。

逆に、大手企業に在籍した経歴があっても、成功体験がない方は評価は微妙になります。

また、公務員や非営利団体から一般企業への転職もかなりハードルが上がります。

この部分は、ここでお伝えするにはデリケートな内容ですので、

さらに深く知りたい方は、ぜひ弊社の転職相談を活用ください。


⑷志望動機や転職理由

志望動機や転職理由は書かれていないケースが多いですね。

ここがしっかり書かれていると、候補者のやる気を感じます。

もちろん、その内容次第なのは言うまでもありません。

出来るだけ、わかりやすく簡潔に書くようにしてください。

また、ネガティブな内容にならないよう注意してください。

現職で不満があり転職へ至るケースは多いのですが、ネガティブな悩みをつらつら書いても仕方ありません。

書いても同情は一切されませんし、マイナス評価にしかなりません。

今の恨み辛みよりも、その先どうしたいかがとても大切です。

キャリアコンサルタントに会った時に、状況を伝えることは良しとしても、

会う前からネガティブでドロドロなレジュメは評価として最悪です。

私の経験でも、そのような内容を書いている方の結果は決して良いものではありませんでした。

ぜひ、ポジティブシンキングでお願いします。


⑸年収

年収が評価のポイントに関係あるの?そう思われる方も多いのではないでしょうか。

ローンの審査みたいですね。

年齢と経験値に対する適正な年収があり、その基準に対してどう言う位置にいるかが評価のポイントです。

では、同年代の人比較して年収が高ければ評価が高くなるかといえば、そうとも言えません。

高すぎる場合は紹介できる案件は少なくなりますし、低すぎれば仕事のパフォーマンスが伴わない人と言う評価になります。

もちろん年収と経験値とのバランスなど複合的な判断となります。

(業界の慣習や企業の体質的な部分も考慮する必要がありますので、一概に全ての業種・職種で計れないのが難しい部分でもあります)

人材コンサルタントがそこまで深く物事を深区掘り下げてジャッジしてくれればいいのですが、スキルの低いコンサルタントは判断ができないのが実情かもしれません。

もしも、そのようなコンサルタントにジャッジされた場合は、不幸でしたというしかありません。


おおよその年齢と年収レンジは以下の通りです。

かなり大雑把に分けていますので、業界・職種によってはそのまま当てはまりませんのであしからず。


①新卒から25歳:250万円~350万程度

②25歳以上~28歳:300万円~400万円程度

③29歳以上~35歳:350万円~550万円程度

④36歳以上:役職なし 350万円~500万円程度

役職あり 500万円~1,000万円程度



まとめ

転職エージェントのサポートを受けるためには、人材コンサルタントに高い評価を得ることが重要!!

高い評価とは、付加価値のある人材(内定を勝ち取る可能性がある人)。

そして以下のようなことがチェックポイントとなる。

・転職エージェントのサポートを受けることができるのは、全希望者のうち25%程度

・レジュメはできるだけ項目を埋めること

・転職理由や志望動機はネガティブな表現を避けること

・その他、転職回数や年齢に応じた経験なども判断の基準としては大きい


転職エージェントに断られた方は、転職エージェント頼りだけではなく、

ダイレクト応募でサポートで転職を決めることに方向転換してください。

そう判断したら、ぜひ弊社へお問い合わせください。


お問い合わせはこちら ➡︎ https://goo.gl/QteKRY

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